木戸めぐるの巡回動機

~副題はまだない~

「隠すだけ! 貯金術」で学んだ効果的な節約術

節約術について、個人的にやっていて効果がでたものについての記事です。

 

 ダイエットと貯蓄に共通すること

貯蓄はダイエット(減量)に似たり、ということはよく言われます。

 

ダイエット → [摂取カロリー] - [消費カロリー] = [現在の体重]

貯蓄    → [  収入  ] - [  支出  ] = [ 貯蓄  ]

という単純な数式にすると、わかりやすいですね。

実情を加味すると、ハードゲイナー(体重が増えにくい人)であるとか、金融資産で生み出す複利効果であるとか、様々な要因によりもっと複雑な方程式ができあがるのでしょう。

しかし、原則としては上記の式で間違いないかと。

 

共通するのは、[入力量]-[出力量]=[現状]というところです。

だから、体重を減らしたければ摂取カロリーを減らすか消費カロリーを多くすればよいし、貯蓄額を多くするならば稼ぎを大きくするか支出を頑張って減らせばいい、ということになります。

どちらも「わかってても簡単にできない」というところまで似ています。

 

給料日前にお金が残らない大きな原因

生活に必要なお金はもちろん、日常を充実して過ごすためにも、ある程度の支出は必要です。

交友関係のための月1の飲み会や、見聞を広めるための新聞購読料や書籍購入費なども含めてよいでしょう。

これらの生活に必要なお金と充実した毎日を送るためのお金を、便宜上「必要な支出」とします。

 

それとは別の支出、というか浪費費目として、記憶に残りにくい額の出費があります。

レジ前にあったからつい買ってしまうガムや、面白そうという理由で100円ショップでつい買ってしまうアイテムなどです。

私の場合、ポテトチップスですね。毎日飲むぐらい好きだったお酒は断てたのに、ポテチはまだやめられないという不思議。

 これらの特徴として「出費額が小さい」「チリも積もれば山」というところが挙げられます。

こういった出費を「不要な支出」とします。

 

私達の日常生活においては「必要な支出」と「不要な支出」をあわせた額が「支出」となるわけです。

給料日前に残るお金を大きくするためには支出を小さくする必要がある以上、「不要な支出」を削ることができれば、トータル支出は小さくできるということになります。

 

そして、この「不要な支出」こそが、お金が貯まらない原因なのです。

 

「お金が貯まらない原因=不要な支出」の理由

「また今月もぎりぎりの生活だったわ、なんで?」

と感じてしまうのは、不要な支出を意識しないためです。

 

たとえばの話ですが、

・缶コーヒーは36缶パックで販売すること、バラ売りは禁止

・缶コーヒー36缶パックは店頭対面販売・現金払いで取引すること

のような法が存在したとします。

f:id:kidomeguru:20181008183957p:plain

どうしても缶コーヒーを飲みたい人は数千円のお金を払い箱買いするでしょう。商品をお店から持ち帰る苦労を毎回することになるでしょう。

このような購買行為は、忘れようとしても忘れられない、つまり意識に残るものになるはずです。

 

しかし、現代日本では自動販売機で缶コーヒーを1本ずつ買えます。機械によっては電子マネーで決済可能にもなり、とても便利です。

今後テクノロジーが進歩すれば、「商品ボタンをタッチすると同時に指紋認証により購入者の銀行口座からお金が引き落とされて売買が成立する」ような購買方法が当たり前になってもおかしくありません。

そうなると、さらに不要な支出は増えていき、お金を払ったという意識が希薄になっていくことでしょう。

 

そうです、この「お金を払った意識」が弱ければ弱いほど不要な支出が増え、

「何にも買ってないのに、いつのまにかお金が無くなってた!」

という状態に陥りやすいのです。

 

「お金を払った」を意識する方法

 「1週間刻みに支出をコントロールする」が効果的でした。

以下の書籍が参考になりました。 

 

あくまでも私の場合ですが、1ヶ月という期間を通して支出を調整するというのは苦手です。

対して、1週間刻みに支出を調整するならやりやすいです。

 

人間の短期記憶には限界があるようで、7±2ぐらいらしいです。

脳内で予算を立てるには1ヶ月(28~31日)は長すぎで、1週間(7日間)がちょうどよい、と言えます。

紙やExcelなどに書いて正確に計算する方が正解なのかもしれませんが、多くの人は脳内で計算する程度のことしかしないと思います(全員ではないです)。

 

 1週間刻みに支出をコントロールする方法

①毎月の貯蓄目標金額を銀行口座に預けます。

定期預金だとなおよいです。

 

②家賃や光熱費などの固定費を除いた、ひと月で使える金額を週ごとに分けます。

(例:10万円が自由に使える額で、1ヶ月を5週と考える場合)

¥100,000÷5(週)=¥20,000が1週間に使える金額として考えます。

 

③毎週月曜日になったら2万円を財布に入れて、その範囲で生活します。

銀行のキャッシュカードは持ち歩かないようにします。

理由は、足りなくなったときに下ろすという手段がとれないようにするため。

急な出費に対応できるように、一定額は常時確保しましょう。

個人的には飲み会1回分(5千円)がおすすめです。

 

④翌週月曜になっても残っていたお金は余剰分として銀行へ預けます。

余剰分はサブバンクの口座に預けて、不意の大きな出費に備えるのもアリです。

友人の結婚式の案内状や突然の帰省などで慌てることがなくなります。

 

こうすると、1週間2万円で生活しようという意識に切り替わります。

「1ヶ月10万円で生活するぞ」より「1週間2万円でやりくりしよう」の方が、1日あたりの出費を把握しやすくなるのです。

不要な出費をおさえるのにも効果的で、

「この商品を買って次の月曜までもつか? そもそも必要か?」

というちょっとシビアな金銭感覚が芽生えます。

 

私はこのやり方に慣れたおかげで、「1日あたりいくら使えば充実する」がわかるようになりました。

そうして、1ヶ月に使う金額(1日に使う金額✕日数)+不意な出費への備えのみ残し、それ以外の金額はすべて貯蓄用口座に預けるようになりました。

ですので、上記①~④の方法は今はやっていません。

しかし、皆無に等しい私の金銭感覚を鍛えてくれたという点で、この手段は非常に優れていたと言えます。

 

おかげで、ずっと夢に見ていた目標貯蓄額が見えてきました。

それ以上のお金は資産形成にあてていこうという余裕も出てきました。

 

不要な支出に対する意識を変えてみたい方は、「隠すだけ! 貯金術」を読んでみてください。

田辺南幸さんの易しい解説と、わたなべぽんさんの優しいイラストで、ただ読むだけでも楽しめます。